2009年5月18日月曜日

三洋電機、ハイブリッドカー用リチウムイオン電池の生産拠点を建設

 三洋電機は18日、ハイブリッドカー(HEV)用電池システムの開発拠点がある兵庫県加西市の加西事業所の敷地内に、HEV用リチウムイオン電池の新工場を建設することを発表した。月産100万セル体制で生産を開始し、需要に応じて生産規模を拡大していく。

 三洋電機は、電気自動車などの環境対応車(エコカー)向け充電式電池の開発と事業展開を強化しており、既に、ハイブリッドカーの充電式電池の一種であるニッケル水素電池を、フォードやホンダに供給。また、フォルクスワーゲングループと、次世代ニッケル水素電池システム、リチウムイオン電池システムの共同開発を進めている。