2009年7月31日金曜日

電気自動車の充電器普及、日産・東電など連携

 日産自動車、三菱自動車、富士重工業と東京電力が、電気自動車(EV)用の急速充電器の普及加速を狙って連携する。

 EVの普及に欠かせない充電インフラの整備に向け、自動車メーカーと電力会社が互いに技術情報などを持ち寄り、効率的なインフラづくりを目指す。三菱自動車などが今夏からEVの量販を始めており、関連企業の連携でEV普及を後押しする。

 4社が中心となって2009年度内に協議会を立ち上げる。今後、充電器メーカーなどの参加も募り、普及に向けた課題や解決策を話し合う。具体的には制御データをEVと充電器でやり取りする際の通信方法の標準化や、安全技術の確立などを目指す。低コストでインフラ整備を進めるための手法も検討する。