2009年6月2日火曜日

三菱、i-MiEV 市販モデルを公開


 三菱自動車は、6月6、7日に横浜赤レンガ倉庫広場で開催される「エコカーワールド2009(低公害車フェア)」に電気自動車『i-MiEV』の市販車を、今年夏の市場投入に先駆けて一般公開すると発表した。

 今回で24回目を迎えるエコカーワールド2009では、大気汚染防止、地球温暖化対策に有効な低公害車への理解を深め、その普及促進を目的に、各種のエコカーを集めて展示するとともに、エコドライブの普及啓発などの活動を展開する。
 
 i-MiEVは、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、軽乗用車の『i』をベースに、大容量リチウムイオン電池と小型・高性能モーターを搭載した電気自動車。今回のエコカーワールド2009には、このi-MiEVの市販車を1台展示するほか、試乗用として現行の試験車も1台用意して、来場者にi-MiEVの走りを実際に体験してもらう。
 
 このほか、三菱自動車ではi-MiEVに加えて、環境対応車普及促進税制に適合した「ミニキャブCNG(圧縮天然ガス)車」や、2005年基準排出ガス75%低減レベルを達成した「ミニキャブLPG(液化石油ガス)車」、燃料としてCNGとガソリンの併用が可能な「ミニキャブバイフューエル」も出展する。
 ☆「i MiEV」は市販化にともない「i-MiEV」(ハイフン付き)に車名を変更。