2009年6月13日土曜日

ハイブリッド車用電池の生産能力、10年に1割上げ トヨタ

 トヨタ自動車はハイブリッド車に搭載するニッケル水素電池の生産能力を増強する。2010年の生産能力を従来計画より最大で1割引き上げ、110万台分にする方針。新型「プリウス」の受注好調に加え、今後幅広い車種でハイブリッド車を発売するのに備える。電池の生産体制を早期に強化し、環境対応車の需要を取り込む。

 ニッケル水素電池はトヨタが60%、パナソニックが40%を出資するパナソニックEVエナジーで生産している。同社の年産能力は現在約70万台。