2009年6月19日金曜日
ナフカより、手の届くEVカー、『e-ZONE』リリース
NPO法人ナフカより、ゴルフのカート等を製造する韓国メーカーのEVカー、『e-ZONE』がリリースされた。
三菱自動車の『i−MiEV』や、富士重工の「プラグイン・ステラ」など、ここのところハイブリットカーに次ぐ次世代カーとして、EVカーの登場が目白押しだ。そんな波に乗るように、『e-ZONE』も来月には発売にこぎ着けられるようだ。
本日より東京ビッグサイトにて行われている『スペシャルインポートカーショー』にて現物が展示されていた。
話を聞くところによると、充電方法は家庭用電源によるプラグイン方式で、フルチャージによって50〜70km程度の連続走行が可能との事。また、パワーの肝となるバッテリーは、リチウムではなく鉛にすることによってコストを大幅削減、補助金制度を利用すれば200万円以下で購入できるとの事で、上記の2車種が300万円台である事を考えると、圧倒的にリーズナブルである。
デザイン的にもパッと見はイタリアンな雰囲気があり、Aピラー部分や内装の所々にビビットな色を配するなど、決して事務的で無機質な感じは無い。
ただし、55km/hまでの最高速度や、2人乗り仕様のみなど、制約は若干あるものの、都市生活における日常の平均走行距離が30kmだったり、平均時速が40km/hであることを考えると、この『e-ZONE』はまさに現実的なEVカーとして、エコの時代にマッチした新しい乗り物といえよう。
詳しくは、『e-ZONE』サイトにて確認されたし。