ホンダは9月30日、第41回東京モーターショーの出展概要を発表した。
目玉は、スポーティなハイブリッド車として注目を集めそうな「CR-Z」。ハイブリッド車としては初となる6速マニュアルが採用される。動力システムは、1.5リッターのi-VTECエンジンと、インテグレートッド・モーターアシストで構成される。出展されるのは、コンセプトモデルだが、市販車に近い形で、披露されるようだ。2010年2月の発売を予定している。
また、ミニバンタイプのハイブリッドカー「スカイデッキ」も出展される。バッテリーなどのハイブリッドシステムをセンタートンネル部分に設置することで、ミニバンとしては低い全高を実現している。また、運転席と助手席のドアが、ガルウイングになっているのも、大きな特長だ。乗車定員は6人になる。
また、コンパクトな電気自動車として「EV-N」も登場。全長2860mm、全幅1475mm、全高1515mmというサイズを実現するため、無駄な装備は外してあるという。4人が乗れる居住スペースを確保している。
そのほか、10月に発売が予定される新型「ステップワゴン」や、11月に発売が予定される「シビック タイプR ユーロ」なども出展される。