
テスラロードスターは英ロータス社の「エリーゼ」をベースに開発されたスポーツカーで、2人乗り。約6800個のリチウム電池を搭載し、家庭用電源で充電できる。電気代は1マイル(約1.6キロ)の走行で2セント(約2円)以下という。08年の発売以降、700台以上の販売実績がある。
試乗すると、シートは硬かったが、走行時の振動や雑音がなく、乗り心地は悪くない。スポーツカーらしいダイナミックな走りとEVの静寂性を兼ね備えているといえそうだ。
テスラ社では、500万円程度のセダンタイプのEV「モデルS」を2011年以降に年間2万台規模を生産する予定で、日本での販売も計画している。
ガリバーは8月、EV開発を手がける新会社を設立。国内に販売網を持たないEVベンチャーのEVをネット販売する計画も進めており、EV普及に取り組んでいる。