インドのREVAエレクトリックカー社は7日、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで、2台の新型EVを公開すると発表した。
インド・バンガローに本拠を置くREVA社は、すでに『G-Wiz』という小型EVを世界24か国で販売中。すでに3000台以上をデリバリーし、総走行距離は7000万kmを超えている。
REVA社は、今年のフランクフルトで欧州M1セグメントに属する2台の次世代小型EVを披露する。1台は写真の『NXR』。3ドアハッチバックボディの4シーターEVだ。REVA社によると、2010年から生産を開始するという。
もう1台は『NXG』。写真は公表されていないが、2シーターの脱着式タルガルーフを装備したスポーツタイプのEVだ。デザインはインドDCデザイン社のDilip Chhabria 氏が担当。2011年から生産を始める計画である。
さらに、REVA社はフランクフルトの会場で、世界初の「REVive」システムを発表予定。これは、携帯電話またはメールで、EVの充電依頼ができるという画期的なシステムだ。REVA社は「遠隔操作によって充電を行う」と説明するが、その詳細は現時点ではまったく不明である。
2台の新型EVと革新的な充電システムは、ショー2日目の16日にベールを脱ぐ。フランクフルトモーターショーのREVAブースは、かなり注目度が高そうだ。