トヨタ自動車は12日、新型「プリウス」を上回る燃費性能がガソリン1リットル当たり40キロを超える小型ハイブリッド車を11年にも発売することが13日、分かった。
超低燃費のハイブリッド車は、小型車「ヴィッツ」をベースに開発する計画でガソリンエンジンとモーターを併用するハイブリッドシステムを取り入れ、現在より小型化して搭載する。設定価格を150万前後になる見通しで検討されている。
ホンダも小型車「フィット」のハイブリッド車を22年に発売予定している。またスポーツタイプの「CR-Z」を同年2月投入する計画。GMも家庭用電源で充電可能なプラグイン型ハイブリッド車「シボレー・ボルト」を10年に投入する。今後ハイブリッドカーの市場が拡大すると見られ、低燃費、低価格で競争が激化すると見られている。