11月12日、トヨタ自動車はハイブリッドカー(HV)「プリウス」のワゴンタイプを2010年末に発売することを明らかにした。
ワゴンタイプのプリウスには小型化されたリチウムイオン電池が搭載される予定で、燃費は1リットルあたり30km台となる見通し。世界初の量産ハイブリッド専用車であるプリウスは中国でも人気が高く、中国国内においてもまもなく発売されるとあって、ワゴンタイプのプリウスへの関心は高いようだ。
中国国務院直属の通信社、新華社のウェブサイトである新華網は『プリウス・ワゴン』のコンセプトモデルの写真を掲載しつつ、紹介する記事を掲載している。
記事では、「中国国内の消費者にとって、最も有名なハイブリッドカーといえばプリウスだろう。中国国内ではまもなく二代目プリウスが発売されるが、そればかりかプリウスのワゴンタイプとSUVタイプが発売されることが明らかとなった」とした。
続けて、空調電源用のソーラーパネルが設置されることによって、エンジンを駆動せずとも空調を使用することができる点や、空気抵抗を抑えるデザインによって燃費向上と運転中の騒音を削減した点に言及し、評価した。