海老名市大谷南五丁目の東名高速下り線海老名サービスエリア(SA)では、国が四月から始めたエコカー減税の対象となる新型の環境対応車のお披露目が行われ、行楽地に向かう家族連れらの人気を集めた。
登場したのは、トヨタ自動車が五月中旬に販売する新型プリウス。排気量(一・八リットル)を従来より〇・三リットルアップしながら燃費は一リットル当たり三八キロと向上した「次世代ハイブリッドカー」で、自動車取得税と重量税合わせて最大約二十万円が減税される。
首都圏初のお披露目とあって、埼玉や千葉県から展示会目当てに駆け付けたファンの姿も。家族三人で伊豆に向かう途中だった川崎市麻生区の会社員男性(43)は「燃費と静かさが魅力。自動車購入の選択肢に加えたい」と話していた。
大型連休と高速道路料金引き下げでにぎわうSAは、新型車をアピールする絶好の舞台。同社は五月六日までの毎日、同SAなど全国四カ所で展示会を開く。