2009年12月24日木曜日

豊田自動織機、太陽光発電によるEV・PHV向け充電ステーションを開発

 豊田自動織機は24日、電気自動車(EV)や家庭用コンセントで充電可能なプラグインハイブリッド車(PHV)に、太陽光で発電した電力を供給することができるソーラー充電ステーションを開発したと発表した。

 愛知県の豊田市役所や駅前など市内11ヵ所に21基の充電施設が設置される予定で、豊田市が導入するトヨタの次世代エコカー「プリウス プラグインハイブリッド」20台とともに、2010年4月から運用が開始される。

 今回開発したソーラー充電ステーションは、太陽光発電システムと蓄電設備を備え、電力会社の商用電力系統とも連系している。蓄電設備の電力がなくなると商用電力から車両へ充電するため、天候や時間帯に関係なく安定的に充電を行うことが出来る。

 豊田自動織機は、1990年代からトヨタの電気自動車用充電器の開発を手がけており「RAV4EV」や「e-com」などの電気自動車用充電器を開発している。